「対面でお話をして、安心していただきたいので、こちらもお顔を見せます。」
そう言われ、対面で話すことになったが、私はたぶんひどい顔をしているだろうなと思っていた。
精神的にかなりしんどかったようで、メイクでもごまかせなくなっていたから。
でも、きちんとお話したいと思い、意を決して対面で話をした。
「レイさん、いくつかお話を聞かせていただきたいです。」
カウンセラーさんから色々聞かれた
- どういったことが知りたいのですか?そしてどうしたいのですか?
- 調査をして、白黒をつけたいですか?
- 調査したいと思ったきっかけは何でしたか?
- 調査対象者(夫)の情報を簡単に(年齢や職業など)
- 調査費用の希望予算
こと細かく聞かれるわけではなく、私の気持ちを引き出しながら聞かれているなと思った。
特に、私は「白黒つけたい」と心の中では思っていたが、白黒つけた後、夫とはどうしたいのかを考えていなかったことに気付かされた。
不倫相手がいるなら、不倫相手をどうにかしておきたいとは考えていた。だが、夫とは今後の生活もあるのだ。
離婚するのか。しないのか。再構築するのか。その他にも選択肢はたくさんあることを教えてもらった。
「すぐに決めなくていいですよ。調査をしたとしても、それは道具です。それをどうするかはレイさん次第ですよ。」
「ただ、女性の勘は、100%といっていいほど当たります。」
私の勘は、外れてほしいと思っていた。
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